ソファーの買い替えで中古という選択肢はアリなのか?
ソファーの買い替え、中古品はアリなのか?
引越しや部屋の模様替えまたは、ヘタリが気になり始めたなどをきっかけに「なんだか今のソファーしっくりこなくなった」と感じる方もいると思います。
また部屋の雰囲気が変わると、それまで使っていた家具が急にミスマッチに見えることも有るのではないでしょうか。
そんなとき、思い切ってソファーを買い替えようかと考えるものの、新品の価格を見てため息が出た という方もいるともいます。
それなら、修理をしたりカバーを張り替えたりして再利用できるようにしようと思うけれど、自己流でソファーを修理できても素人感丸出し状態で、知り合いが来た時に恥ずかしいと思う方もいると思います。
気にならないと言いうひとは置いておいて、修理をプロに任せようと思い立った時、どのくらいの価格帯なのか気になることも有るのではないでしょうか。
ソファーの修理
ソファーを専門店などに修理依頼し、使い続けたほうが お得かと 思った方にとっては残念ですが 結論から言えば、修理を依頼するよりも、ソファー自体を買い替えるほうが断然お得といえます。ソファの修理では、クッション素材のウレタンや生地などの材料費がかかる上、作業手数料も加算されます。
そのため、簡単な修理(カバーの張替え)でも2〜8万円程度かかり、ソファー本体の補修なども3万円以上かかる場合がほとんどです。
中古のソファを購入するよりも、値段が高くなってしまうなんてこともあります。
そこで候補として上がってくるのが中古のソファー
でも中古って実際どうなの?と思っている方もいると思います、そこで中古ソファーを選ぶときのポイントやメリット・デメリットをまとめました。
中古ソファーって実際どう?買う前に知っておきたいこと
◆ メリット:費用を抑えつつ理想のスタイルに近づける
中古ソファー最大の魅力は、価格が圧倒的に安いことです。新品では数万円~十万円以上するものでも、中古なら半額以下で手に入ることもあります。
さらに、ヴィンテージや廃盤になったデザインなど、新品では手に入らないレアなアイテムに出会える可能性も。部屋の個性を出したい人にはぴったりです。
◆ デメリット:状態の見極めがカギ
一方で、中古ならではの注意点があり、とくに気になるのが、クッションのヘタリや座面の汚れ。写真ではキレイに見えても、実物はへたりきっていたり、嫌な臭いがするケースもあるので、可能であれば実物を見てから購入するのがベストです。
中古ソファーの購入
信頼できる店舗やサイトで買う
リサイクルショップでも家具専門のショップは品数が豊富で、状態の良いものも多いと言えます。
また、大手リサイクルショップよりも、個人店の様なショップの方が掘り出し物がある場合もあります。
大手では、新品時に高かった商品は中古としても,それなりの価格で販売をしていますが、個人店の場合は対抗策として高級ソファーでも格安で陳列されている事も有ります。
リサイクルショップの利点として実際に見て,触れて、座って体感できる事もメリットと言えます。
店舗へ足を運ぶことが出来ない場合はネットで買う選択肢も有ると思いますが、レビューや写真、商品状態の説明また、返品保証などをチェックすると良いでしょう。
ソファーを選ぶさいのポイント
素材と座り心地をチェック
素材と言われてもクッション素材がどのような物か解らないため素人としては判別しにくいと思います。表面の素材は解ったとしても、破れにくい素材なのかもよくわからない方もいると思います。
例えば、本革のソファーだと、猫は固いため爪とぎはしないと聞きますが、走り回った時に細かな傷はつきますし、犬は嚙み跡が付きます。ただし、その他の素材よりはダメージが最小限で済むのも本革のソファーと言えます。
同じような合皮のレザー素材の場合は、見るも無残に破れてしまいますが、近年破れにくいソファーというのも有るようで、こちらのソファーの口コミなどを確認すると、本革と同等の効果が有るようです。
ただし、布(ファブリック)は、キズは目立たないようですが、飲み物をこぼす可能性がある場合はレザー(合皮)の方を選ぶと良いかもしれません。
座り心地で選ぶ
ソファーの座り心地は、実際に座ってみれば、固いかフワフワかは、解ると言えますが、ネットなどで購入する際は、安値の価格(安価)なソファーは避ける方が良いかもしれません、特にS字のバネを使用しているソファーは、へこみやすくクッションも薄いものを使用している可能性が高いので、ウレタンや羽毛を使用しているソファーを選ぶと良いでしょう。
ただし、ピンキリなので、ウレタンや羽毛が使用されていても好みの座り心地とは限らないため、一度ソファーを扱っている販売店で座り心地の良かったソファーの材質を店員に聞くなどをしてから、ネットで選ぶと良いでしょう。
ネットショップ
インテリアショップ・イーナ:北欧テイストの家具の通販ショップです。
購入から発送までが早く製品自体も良いという口コミが多くとても良い印象をがあるようです。
ソファスタイル:ソファスタイルは公式ショップを楽天市場などに出店しており、購入者のレビューとして製品自体への満足度は高い傾向にあるようです。
商品の価格が手頃でコストパフォーマンスが高くデザイン性が高く評価されているだけでなく、座り心地もよく、リラックスできるてんが挙げられていて、なおかつ組み立てが簡単という評価もあるようです。
配送に予定より時間がかかる事もあり、発送連絡が直前すぎたり、梱包が簡易的という声もあるようですが、製品の品質に関しての満足度は高いと言えるようです。
楽天市場:通販ソファー
ショップに行く時間がない方は、ネットの口コミで判断をするしかないと思いますので自己責任でお願いします。
使いみちによって選ぶ
ソファーの使いみちは様々で、ほんの少し座る程度の人もいれば、長時間座り続けるという方もいます。
中には、寝転んでテレビを見たり、スマホをいじっている方もいるのではないでしょうか。
さらに、食事をしたりお菓子を食べたりする方もいて、使用頻度に個人個人に差があると言えます。
そこで使用方法別にお勧めのソファーをご紹介します。
ソファーの種類で選ぶ
●カウチソファー/オットマン付ソファー
脚をのばしたり、寝転んだりしてくつろぎたい場合は、大きめのゆったりできるソファーが快適と言えます。
⇧画像:ソファスタイル公式より⇩
●コーナーソファー/応接間ソファー
知人,友人,親戚や親族といった来客が多いお宅にはゆったりと座れるソファーを置くと良いでしょう。
[プチネタ]欧州では、来客用のソファーとしては、プライベートでくつろげるカウチソファーは応接間に適さないとされているようです。
カウチソファとコーナーソファの違いとは?
双方の特徴として、足が伸ばせる大型のソファータイプといえます。この2種類の違いって何?と疑問に思った事がある方もいるのではないでしょうか。
カウチソファー
「カウチ」とは、背もたれに対して座面の部分が長く、寝転がることができる長椅子のことを指します。
「LC4シェーズロング」のイメージに近い形状のソファサイズの呼称として、シェーズロングとも呼ばれています。
足を伸ばして座ったり、横に寝転んだりできる簡易的なベッドの役割も有るのがカウチソファーの特徴といえるため、リビングでリラックスのできる家庭用のソファーとなっています。
L字型をイメージする方が多く見受けられますが、必ずしもコーナーを活用する設計ではないため、左右どちらかにカウチ部分が付いている形状のタイプをいい、必ずしもL字とは限りません、そのため片側に肘置きがあり、逆側はフラットな形状のタイプもカウチソファーと呼びます。
コーナーソファー
同じイメージにされやすいコーナーソファーですが、こちらは、読んで字のごとく部屋の角(コーナー)に合わせて設置するソファーです。
中央のセンターテーブルを囲んで、4~5人が一同に座り、おしゃべりをしたり、ティータイムを楽しんだりするイメージのソファーと言えます。
そのため、来客者にも座っておもてなしの出来るソファーと言えます。
●カバーリングソファー
小さな子供やペット、飲食をする場合はカバーの取り外しが出来るソファーを選ぶことで、カバーを洗濯する事ができ、専用のカラーバリエーションがある場合、交換をして気分を変える事もできます。
特徴としては一般的なソファーの場合、すき間に入ったゴミなどをとるのが大変なのに対し、座面や背もたれも簡単に取り外せるため、掃除も簡単であり、ペットの抜け毛なども簡単に掃除ができる点がメリットとも言えます。
また、持ち運びや移動する際も多少軽くなるので模様替えにも最適なソファーと言えるのではないでしょうか。
地べたに置く座椅子の大きなイメージですが、実は座面の高さが10~30cm前後という定義になっているため、座面が30㎝であれば、背もたれがハイバックだとしてもローソファーのタイプに分類されます。
このタイプは小さな子でも のぼりやすく、座りやすいのも利点といえますが、足腰の弱い老人には、立ち座りが少しきついソファーとも言えます。
●ハイバックソファー
背もたれに身体を預けてリラックスしたい方はハイバックソファーを選ぶと良いかもしれませんが、その場合座面の奥行きがあると、せっかくのハイバックを生かせない事も有るので注意ポイントと言えます。
●ハイバックリクライニングソファー
こちらもハイバックを重視したソファーで、さらにリクライニングも出来るためリラックスソファーとしても使えるタイプになります。
ただし、座面のクッションとしてS字のバネが使用されているタイプも有るので、実際の店舗で座ってから購入を検討すると良いでしょう。
●コンパクトソファー/1人掛ソファー
部屋が少し手狭だったり、1~2人くらし程度の場合は、コンパクトソファーを選ぶのもアリかと思います。
サイズと搬入経路の確認
コンパクトにバラせて搬入できるタイプであれば、問題ないと思われますが、ソファーのサイズによっては、玄関から入らなかったり、廊下や階段によって入らない場合も有るので、サイズを把握したうえで、購入する事を検討する様にしてください。
安くて理想的なソファーが見つかっても、玄関や階段にはばまれ入らないという事もあるため、必ずサイズは測る様にすると良いでしょう。
ソファーの処分方法
使わなくなってしまったソファーの処分方法としては、売れる場合リサイクルショップで買い取ってもらうか、フリマサイトなどに出品してみるのも良いかもしれません。
新品で購入する場合は、購入店に引き取ってもらう方法もあります。その他の処分方法として自治体に出すという方法もあります。
詳しくは以下のサイトの記事を参照すると良いでしょう。
こちら➡ [ソファーの【売却・譲渡・処分】方法について]
やっぱり新品が気になるという方へ
中古に魅力を感じつつも、「やっぱり誰も使っていない新品のソファーがいいな」と思う方もいるはずです。
その様な方にもお勧めできるのが、価格帯が安くてもそれなりの座り心地が体感できるショップをご紹介します。
最近では、以下のように比較的リーズナブルでおしゃれな新品ソファーも増えています。
IKEA:シンプルで機能的、カバーの洗濯がしやすいのも有りますが、欧州の家具なので大きめのゆったりした家具の多いショップと言えます。
ニトリ:「おねだん以上。」のキャッチコピー通りで、コスパ良好といえる日本人好みの家具が多い人気のショップと言えるのではないでしょうか。
ウニコ (unico):ウニコは、北欧風の家具がナチュラルで可愛いと評判の高い家具屋さんでラグやダイニングテーブルなども人気といえます。価格帯は少々高めなイメージですが、シンプルかつオシャレなデザインの多い家具屋さんと言えます。
最後に清潔さを重視する方は新品ならではの良さもあると思いますので、新品を購入する際は素材の確認をして保証が充実しているショップで購入できれば安心だと思います。
まとめ:今のあなたにとって「ちょうどいい」選択を
ソファーは、毎日を過ごす空間の「くつろぎ」を左右する重要な家具。高価なものだからこそ、中古を選ぶというのは決して妥協ではなく、賢い選択肢の一つです。
大切なのは、「今の暮らしに本当に合っているか?」という視点で選ぶこと。
中古にも新品にも、それぞれの良さがあります。この記事が、あなたのソファー選びのヒントになれば幸いです。